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2009/07/16

神が感じられる絵~犬塚勉氏~

素晴らしい絵を見ました。

画家・犬塚勉氏をご存知ですか?

先日の日曜美術館(NHK教育)で初めて知りました。
 “ 私は自然になりたい 画家・犬塚勉 ”
という番組でした。
テレビの画面で見た絵だったのに、実物じゃないのに、ものすごく、涙が出そうに、素晴らしくて。
感動しました。

とても細密な、自然の絵。
写真と見紛うばかりの。

草。
木。
石。
岩。

どれも、実物以上に実物らしい。

でも、その魅力はそこ(実物らしさ)ではないと思います。

そこに在る「もの」ではなく、
いのちを、空気を…
神を、描いているのでは。
そう思わされる絵。

こんな絵を描く人がいるとは…。

絵を描くために、自分を研ぎ澄ました人だったようです。
食事や運動をはじめとする生活など、さまざまなことで、自分を厳しく律していたそうです。

絵を描くために、何度も何度も山に登り…
…あるとき、遭難し、38歳の若さで亡くなったとのこと。
存命であれば、今、どのような作品を描かれたことでしょう。

犬塚氏は、ご自身が心打たれた「自然の素晴らしさ」を、どうにかして表現したかったのでは?と思いました。
…「自然の素晴らしさ」なんていうこんな言葉じゃ足りないくらいでしょう、きっと。
やはりそこ(自然)には「神」が宿っており…というよりも神そのもので…
彼は、その「神」を表現したかったのでは、ないでしょうか。

だからこそ、自分を研ぎ澄ます必要があった。
余計なものを自分から排除するために。
神を、余すところなく感じ取れるために。

私は以前、知床の川を歩いた時に、「神」を感じました。
神聖な空間。神聖な空気。
神々しく、心打たれ、体が震えるような素晴らしさ。
犬塚氏の絵を見た時、その感覚を思い出しました。

(なお、ここで言う「神」は、万物に宿る神というイメージです。)

8月30日まで、東京・奥多摩の、せせらぎの里美術館で展覧会が開かれているそうです。
10月頃には長野の東御市梅野記念絵画館・ふれあい館で展覧会。
東京には時期的に行けそうにないので、
10月の長野に見に行きたい!と、心から思っているところです。


↑作品の画像もありますよ。ぜひ一度ご覧ください!
本物は全然違うんでしょうねぇ…。

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